「え、これが没収されるの?」——せっかく選んだお土産を税関で取り上げられそうになったとき、英語でどう返せばいいかわからなくてその場が固まってしまった経験はありませんか?「知らなかった」では済まされないこともある一方で、正しく対応すれば回避できるケースもあります。
この記事では、お土産没収のトラブル背景から「こう言われたらこう答える」実践的な対処法まで、場面ごとに整理してお伝えします。

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①お土産没収——税関でこんなトラブルが起きている
「まさかこれが没収されるとは」——そんな驚きが旅の締めくくりを台無しにしてしまうことがあります。悪意は全くないのに、知らなかっただけで大切なお土産を手放すことになる。お土産没収のトラブルは、旅行経験の多い方でも起こりうることです。まず背景を知っておくだけで、いざというときの対応が変わります。
ハワイ産マンゴーを日本に持ち帰ろうとして没収されたトラブル事例

実際にこんな体験があります。ハワイ滞在中に友人の庭で採れた完熟マンゴーを日本に持ち帰ろうとしたところ、帰国の税関で「フレッシュはだめ」とあっさり取り上げられてしまいました。現地でもぎたての完熟マンゴー、しかも友人の手作りのお土産。それが何も説明できないまま没収されてしまう悔しさは、経験した人にしかわかりません。
「現地で普通に売っていたのに」「空港の免税店でも売っていたのに」という声はよく聞きます。でも「売っている=持ち込める」ではないのが税関のルールです。生の果物は多くの国で持ち込み禁止の対象になっており、知らずに持ち込もうとしたとしても、申告なしで発覚した場合は罰金になることもあります。
このとき一番困るのが「英語でどう対応すればいいかわからない」という状況です。「知らなかった」「これはお土産なんです」という気持ちを英語で伝えられるかどうかで、係官の対応が変わることもあります。事前に対処法を持っておくだけで、同じ場面でもずっと落ち着いて動けますよ。
なぜお土産が没収されるのか

お土産が没収される理由は大きく3つに分かれます。農業・畜産業を守るための植物・動物検疫ルール、免税範囲を超えた物品への関税、そして持ち込み禁止品目に該当するケースです。
- 生の果物・野菜(マンゴー・りんご・トロピカルフルーツなど)
- 肉製品(ビーフジャーキー・ハム・ソーセージ・真空パック牛カルビなど)
- 動物性成分を含む加工食品(チキンエキス入りのお菓子・肉入りカップ麺など)
「空港の売店で買ったのに」という落とし穴も多いです。現地の空港売店で売られているものでも、目的地国のルールで持ち込めないことがあります。
生の果物が没収される理由
生の果物が持ち込み禁止になっているのは、外国産の果物に害虫や病原菌が付着している可能性があるためです。ハワイのマンゴーが日本で没収されるのも、日本の農業環境にない害虫や菌が持ち込まれることを防ぐためです。「おいしそうなマンゴーがなぜ?」と思う気持ちはよくわかりますが、植物検疫は国の農業を守るための重要なルールです。申告せずに持ち込もうとすると罰金になることもあるので、迷ったら自己申告する方が安全ですよ。
肉製品が没収される理由
ビーフジャーキーや真空パックされた焼肉用肉なども、口蹄疫や鳥インフルエンザなどの病原菌が含まれている可能性があるため、多くの国で持ち込みが制限されています。「真空パックだから大丈夫」「火が通っているから問題ない」と思っていても、検査証明書がなければ没収の対象になります。韓国の焼肉や台湾の肉まんなど、旅先での定番土産も注意が必要です。
②お土産が没収されそうになったときの対処法

「I’m sorry, but this item is not allowed.」——この一言を聞いたとき、どう反応するかで後の流れが変わることがあります。すぐに諦めてしまう前に、状況を確認したり、廃棄の手続きを丁寧に行ったりするための言葉を持っておくと、旅の締めくくりがずっと穏やかになります。
「I’m sorry, but this item is not allowed.」と言われたら
お土産が没収されそうになったとき、まず言われるのがこの一言です。
「I’m sorry, but this item is not allowed. It will have to be confiscated.」(申し訳ありませんが、この品物は持ち込めません。没収させていただきます)
このとき使える返し方はこれです。
「I didn’t know. Is there any way I can keep it?」(知りませんでした。手元に残す方法はありますか?)
「I didn’t know.(知らなかった)」という一言で、悪意がないことが伝わります。そのうえで「Is there any way I can keep it?(残す方法はありますか?)」と聞くことで、廃棄・放棄・別送など別の選択肢がある場合に教えてもらえることがあります。
たとえばアメリカの税関では、申告していた場合は「放棄(abandon)」という形で没収を免れ、自ら廃棄することで罰金を回避できる制度があります。「Can I abandon it here?(ここで廃棄できますか?)」と聞けば手続きを教えてもらえることもあります。諦める前に一言確認する習慣を持っておくだけで、選択肢が増えますよ。
「Did you declare this item?」と言われたら
申告書に記載がない状態で持ち込み禁止品が見つかったとき、こう聞かれることがあります。
「Did you declare this item?」(この品物を申告しましたか?)
このとき正直に答えることが大切です。申告していなかった場合に嘘をついて発覚すると、罰金が大幅に増えることがあります。
「No, I didn’t realize I needed to. I’m sorry.」(申告が必要だとは思いませんでした。申し訳ありません)
「I wasn’t aware this item needed to be declared.」(この品物を申告する必要があるとは知りませんでした)
「I’m sorry. What should I do now?」(すみません。今、どうすればいいですか?)
最後の「What should I do now?」は特に大切です。没収・廃棄・罰金のどれになるかを把握するためにも、次のステップを確認することが重要です。係官の指示に従いながら、落ち着いて手続きを進めましょう。「申告が必要だと知らなかった」という事実を正直に伝えることで、係官の対応がやわらぐことも多いですよ。
没収と言われたときに時間を稼ぐ一言
「没収」と言われた瞬間、パニックになって何も言えなくなる——その前に「待ってください」「確認させてください」と時間を稼ぐ一言を持っておくと、気持ちを落ち着かせてから対応できます。没収の場面では焦って動くより、一呼吸おいて確認する方が結果的にスムーズです。
「Could you give me a moment?」(少し時間をもらえますか?)
「Could you explain why this isn’t allowed?」(なぜ持ち込めないのか説明してもらえますか?)
「Is there any paperwork I need to fill out?」(記入が必要な書類はありますか?)
「Could you explain why?」は理由を聞く一言ですが、これを言うだけで係官が「農業保護のためのルールで〜」と説明してくれることがあります。理由がわかると納得感が生まれ、気持ちの整理もしやすくなります。「Is there any paperwork?」は没収・廃棄の手続きに必要な書類を確認するためのフレーズで、手続きをスムーズに進めるのに役立ちます。
③お土産没収シーンの英語が実際に聞けるコンテンツはここで無料で聴ける
「こう答えればいい」と頭でわかっていても、実際の音声を一度も聞いたことがないと本番で体が動きません。「持ち込めません」「これは禁止です」という係員の言葉を事前に耳で体験しておくだけで、本番でのパニックがぐっと減ります。登録不要・完全無料で、持ち込み禁止品を止められる場面の英語が聞けるコンテンツを紹介します。

Randall’s ESL Cyber Listening Labでお土産没収シーンの英語を聞く手順
Randall’s ESL Cyber Listening Labの「Airline Safety」というページに、空港で持ち込み禁止品を止められる場面が実際の会話形式で収録されています。「Sir, I’m sorry, but you can’t take that on the plane.」「You’ll have to leave that here.」という没収・持ち込み禁止を告げる英語が音声で聞けるので、今回の対処法がどんな場面で使われるかを耳で体験できます。手順はこちらです。
- ①ページを開く → Randall’s ESL「Airline Safety」
- ②スクリプトを見ながら音声を1回通して聞く
- ③「you can’t take that」「you’ll have to leave that here」など没収場面のやりとりを確認する
- ④スクリプトを閉じてもう1回聞き、どこまで聞き取れるか試す
このコンテンツは中級レベル(B1相当)ですが、没収場面のやりとりは短くシンプルな表現が多いので、英語が苦手な方でも聞き取りやすいです。スクリプトも無料で確認できるので「聞いてわからなかった部分を文字で確認する」という使い方がとても効果的です。「I’m sorry, but you can’t take that.」という一言を耳で聞いたことがあるだけで、本番での落ち着きがぜんぜん違いますよ。

Listening Exerciseで聴けるよ!

④SpeakのAIロールプレイでお土産没収シーンを練習する
音声で耳を慣らしたら、次は「実際に声に出す」練習が必要です。没収シーンは一方的に聞くだけでなく、自分が答える場面がメインです。「頭ではわかっているのに口から出てこない」は練習不足から来ています。AIと英語で会話練習できるアプリ「Speak」を使えば、お土産没収シーンをそのまま再現した練習が、自宅で一人でいつでもできます。

今回のフリートークの設定はこんな感じだよ!

実際のお土産没収シーンのやり取りをそのままロールプレイできる
Speakの「ロールプレイ」機能では、税関・持ち込み禁止品などのシチュエーションを設定してAIと会話練習ができます。「This item is not allowed.」と言われる場面から始まり、「Did you declare this?」「Can I see your declaration form?」と続く一連のやりとりを、実際に声に出して練習できます。

テキストを打つだけの練習と違い、マイクに向かって「I didn’t know. Is there any way I can keep it?」と声を出すことで、本番のときに「あ、これやったことある」という感覚が生まれます。旅行前の1〜2週間、毎日5分このロールプレイをやっておくだけで、いざお土産が没収されそうになったときの初動がぜんぜん変わります。

「AIに話しかけるのが照れくさい」という方も多いですが、誰にも聞かれていない環境だからこそ思い切り練習できます。間違えても笑われないし、同じシーンを何度繰り返してもOK。「没収と言われたときにどう返すか」を体で覚えておくことで、旅の締めくくりを穏やかに迎えられますよ。
「なんて言われるか」を事前に体験しておける
お土産没収シーンで固まってしまう理由のひとつが「何を言われるかわからない」という不安です。Speakで練習しておくと「係官はこういうことを言うんだ」という感覚が身につきます。「This item is prohibited.」「You’ll need to leave this here.」「Did you declare this?」——こういった言葉を事前に体験しておくだけで、本番での反応速度がまったく違います。

リアルタイムのフィードバック機能で、発音や文法の間違いもその場で修正してもらえます。たとえば「I not know about this rule.」と言ってしまったとき、正しくは「I didn’t know about this rule.」と教えてくれる——こういう積み重ねが本番での自信につながります。「なんて言われるかわかっている」という安心感が、税関での落ち着きを生み出しますよ。

⑤まとめ:お土産没収シーンは流れを知っておけば本番は動ける
お土産が没収されそうになっても、「知らなかった」と正直に伝えて、「残す方法はありますか?」「どうすればいいですか?」と確認する——この2ステップが言えるだけで、パニックにならずに対応できます。背景を知り、音声で耳を慣らし、ロールプレイで体験しておけば、本番でも体が動きます。
背景を知る・音声で慣れる・ロールプレイで体験する
準備の流れを整理するとこうなります。①この記事でお土産没収の背景と対処法を「知る」。②Randall’s ESLで持ち込み禁止場面のやりとりを「音声で慣れる」。③Speakのロールプレイで「実際に声を出して体験する」。この3ステップは順番通りに進めることで効果が出ます。「知っているだけ」では本番で言葉が出てきません。声を出す練習まで持っていくことで、初めて「使える英語」になります。
忙しい毎日でも、Randall’s ESLは通勤中に聞けて、Speakは寝る前の5分でできます。まとめて1時間勉強しなくていい。細切れの時間を積み重ねるだけで、出発前日には「なんとかなりそう」という感覚が持てるようになりますよ。
Randall’s ESLで耳を慣らしてSpeakで体験しておけば本番は動ける
お土産没収シーンで固まってしまう恐怖の正体は「やったことがない」という経験不足です。Randall’s ESLで「こういう言い方で止められるんだ」という耳の感覚を作り、Speakで「自分の口から答えが出てくる」体験をしておく。
この2つがそろうだけで、本番での動き方がぜんぜん違ってきます。「I didn’t know. Is there any way I can keep it?」——この一言が自然に出てくるだけで、没収シーンでもパニックにならずに対応できます。この記事がその準備のお役に立てたら嬉しいです。
- 申告していたお土産が没収された場合、罰金はかかりますか?
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申告していた場合は、多くの国で罰金なしで没収または廃棄の処置になります。問題になるのは「申告せずに持ち込もうとして発覚した場合」で、この場合は罰金の対象になることがあります。迷ったら申告する、というのが最も安全な対応です。「I want to declare this item.(この品物を申告したいのですが)」と言えば、係官が適切に誘導してくれますよ。
- 空港の免税店で買ったお土産でも没収されることはありますか?
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あります。免税店で販売されているものでも、目的地国のルールで持ち込み禁止になっていることがあります。特に生の果物や肉製品は、現地の空港売店で買ったものでも日本への持ち込みが禁止されているケースがあります。「bought at the airport(空港で買った)」と説明しても没収になることがあるので、購入前に持ち込みルールを確認しておくのが一番安心ですよ。
- Randall’s ESL Cyber Listening Labは無料で使えますか?
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はい、登録不要・完全無料でブラウザからすぐ使えます。今回紹介した「Airline Safety」はスクリプトも無料で確認できるので、聞き取りの練習に使いやすいです。まず音声を聞いてみて「もっと実践的に声を出す練習がしたい」と思ったらSpeakに進む流れがおすすめですよ。










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