「えっ、これが液体扱いなの?」——空港のセキュリティで突然止められて、英語でなんて答えればいいかわからなくてパニックになった経験はありませんか?
ハンドクリームや日焼け止め、日本から持ってきた漬物がまさか引っかかるとは思っていなかった、という話は旅行者に本当に多いんです。この記事では、液体ルールで止められたときのトラブル背景から「こう言われたらこう答える」という実践的な対処法まで、場面ごとにわかりやすく解説します。

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①液体類のセキュリティトラブル——こんなことが起きている
「まさかこれが引っかかるとは思わなかった」——液体ルールのトラブルは、悪意ゼロの「知らなかった」「うっかりだった」という場合がほとんどです。でも止められたその瞬間、英語でどう対応するかを知っているかどうかで、その後の流れがぜんぜん変わります。まずはどんなトラブルが起きているのか、背景から整理しておきましょう。
漬物・ハンドクリームが液体扱いで止められたトラブル事例

実際にこんなトラブルが起きています。日本から海外の友人へのお土産に塩辛やキムチを持っていこうとしたところ、セキュリティで「これは液体です」と止められて没収になってしまった——というケースです。「食べ物だから大丈夫でしょ」と思っていたのに、まさか引っかかるとは、という驚きとショックが重なります。
もうひとつよくあるのが、スキンケア用品のトラブルです。旅行中に使おうと思って持ち込んだハンドクリームや日焼け止め、化粧水が「100mlを超えている」として止められる。「クリームは液体じゃないのに」と思う方も多いですが、空港のセキュリティルール上、クリーム類もジェル類もすべて「液体」として扱われます。
止められたとき困るのが2つあります。ひとつは「捨てるか預けるかの判断を英語でしなければならない」という状況。もうひとつは「なぜ引っかかったのか、係員が言っていることが速くて聞き取れない」というパニックです。この2つに備えておくだけで、同じ場面でもずっと落ち着いて対応できるようになりますよ。
なぜ液体ルールのトラブルが起きるのか

液体制限ルールが導入されたのは2006年のことです。液体爆発物を使ったテロ計画が発覚したことをきっかけに、国際線の機内持ち込み液体に100mlという上限が設けられました。それ以来、世界中の空港で「液体類は100ml以下の容器に入れ、透明な袋にまとめること」というルールが適用されています。
- 漬物類(塩辛・キムチ・らっきょう・福神漬けなど)
- クリーム類(ハンドクリーム・日焼け止め・化粧水・保湿クリームなど)
- スプレー類(ヘアスプレー・制汗スプレー・虫よけスプレーなど)
「食べ物」「クリーム」「スプレー」——これらが全部液体扱いになるというのは、知らないと本当に驚きますよね。でも一度知っておけば次からは準備できます。
「漬物が液体」になる理由
塩辛やキムチが液体扱いになる理由は「容器の中に液体成分が含まれているから」です。固形物であっても、汁気のある状態で容器に入っているものはすべて液体として扱われます。干し梅やかりかり梅のように液体成分がほとんどないものは対象外になることもありますが、判断が難しい場合は係員に確認するか、最初から預け荷物に入れておくのが確実です。
「クリームが液体」になる理由
ハンドクリームや日焼け止めが液体扱いになるのは「ペースト状・ジェル状のものも液体に含む」というルールがあるからです。固体でなければすべて液体——と覚えておくのが一番シンプルです。旅行前にスキンケア用品を準備するときは、100ml以下の容器に入っているか、または小さな容器に詰め替えてから持ち込むようにしておくと、セキュリティで止まらずに済みます。
②液体類がセキュリティで止められたときの対処法

「This liquid is over 100ml.」——この一言を聞いたとき、どう反応するかで後の流れが変わります。焦って言葉が出てこなくなる前に「こう言われたらこう答える」という流れを2パターン頭に入れておきましょう。完璧な英語じゃなくていい。短い言葉で落ち着いて対応するだけで十分です。
「This liquid is over 100ml. You can’t take it through.」と言われたら
液体ルールで止められたとき、まず言われるのがこの一言です。
「This liquid is over 100ml. You can’t take it through.」(この液体は100mlを超えています。持ち込めません)
このとき使える答え方はこれです。
「I didn’t know. Can I put it in my checked bag?」(知りませんでした。預け荷物に入れられますか?)
「I didn’t know(知らなかった)」という一言が、相手に「悪意があったわけではない」という印象を与えます。そのうえで「預け荷物に入れられるか」を確認することで、捨てずに済む選択肢が出てくることもあります。ただし保安検査場を一度出て預け荷物に戻すには時間がかかるため、フライトまでの余裕を確認してから判断しましょう。
時間がない場合や預け荷物が既に預けてしまっている場合は、残念ながら廃棄になることがほとんどです。そのときは「Okay, I understand.(わかりました)」と一言言って、スムーズに手放す方が時間的にもストレス的にも楽です。
「Please take out all liquids from your bag.」と言われたら
X線検査の前、またはトレーに荷物を乗せる前に言われることが多い一言です。
「Please take out all liquids from your bag.」(バッグの中の液体類を全て取り出してください)
このとき困るのが「自分が持っているもののどれが液体扱いになるのかわからない」という状況です。そんなときはこう聞いてみましょう。
「Sure. Is this cream considered a liquid?」(はい。このクリームも液体扱いですか?)
「Does this count as a liquid?」(これは液体にあたりますか?)
手に持って見せながら聞くだけで、係員がすぐ「Yes」か「No」で答えてくれます。この一言が言えるかどうかで、後から「やっぱりこれも引っかかった」というトラブルを防げることも多いです。液体かどうか判断に迷うものは、先に「これはどうですか?」と聞いてしまうのがいちばん確実な方法ですよ。
英語が聞き取れなくて固まったときの対処
セキュリティ係員は早口でテキパキ話すことが多く、「何を言っているかわからない」という場面はよくあります。固まってしまうより「聞き取れなかった」と伝える一言を先に持っておきましょう。それだけで会話が前に進みます。
「Sorry, could you say that again?」(すみません、もう一度言ってもらえますか?)
「Could you speak more slowly, please?」(もう少しゆっくり話してもらえますか?)
「I’m sorry, I don’t understand. Can you show me?」(すみません、わかりません。見せてもらえますか?)
「Can you show me?」は特に便利です。言葉でなく、係員が実際に荷物を指差したり、透明袋を見せてくれることで、言葉がなくても「ああ、こうすればいいのか」と理解できます。セキュリティでは時間が勝負なので、ゆっくり考えているより「見せてください」と言ってしまう方が、結果的にスムーズに進みますよ。
③液体ルールの英語が実際に確認できるコンテンツはここで無料で読める
「こう答えればいい」と頭でわかっていても、英語でどう書かれているかを一度も見たことがないと、いざというとき言葉が出てきにくいものです。ブリティッシュ・カウンシルが無料で公開している空港の案内板教材を使えば、実際の空港で使われる液体ルールの英語表現を、本物の案内文から確認できます。登録不要・完全無料です。
ブリティッシュ・カウンシルで液体ルールの英語を読む手順

ブリティッシュ・カウンシルは英国政府系の公的な英語学習機関が運営する無料サイトです。「An airport notice」というページに、実際の空港案内板を模した英語テキストが掲載されており、液体ルールの表現がそのまま確認できます。
「Liquids in bottles bigger than 100ml are allowed on board if you buy them in the airport shops after you’ve passed security.(100mlを超える液体は、セキュリティ通過後に空港内のショップで購入したものであれば持ち込める)」という文章も収録されています。手順はこちらです。
- ①ページを開く → British Council「An airport notice」
- ②案内板のテキストを読み、液体ルールに関する文章を確認する
- ③「Task 1」「Task 2」の練習問題で内容を確認する
- ④この記事で紹介した対処法の言葉と照らし合わせて確認する
このページはA2レベル(英検3〜準2級相当)で、英語が苦手な方でも読みやすい難易度です。実際の空港案内板の英語を「読んで理解した」という体験が、本番での自信につながります。練習問題も合わせてやっておくと、液体ルール関連の単語が自然に頭に入ってきますよ。
④SpeakのAIロールプレイで液体類のセキュリティシーンを練習する
英語でルールを読んで理解したら、次は「実際に声に出す」練習が必要です。セキュリティでのやりとりは一瞬で終わることも多いので、「咄嗟に口から出てくるかどうか」が勝負です。AIと英語で会話練習できるアプリ「Speak」を使えば、セキュリティシーンをそのまま再現した練習が、自宅で一人でいつでもできます。

今回のフリートークの設定はこんな感じだよ!

実際の液体セキュリティシーンのやり取りをそのままロールプレイできる
Speakの「ロールプレイ」機能では、空港セキュリティなどの特定のシチュエーションを設定してAIと会話練習ができます。「Please take out all liquids.」と言われる場面から始まり、「Is this over 100ml?」「Can I take this through?」といった一連のやりとりを、実際に声に出して練習できます。

テキストを打つだけの練習と違い、マイクに向かって「Does this count as a liquid?」と声に出す体験が積み重なることで、本番のときに「あ、これやったことある」という感覚が生まれます。旅行前の1〜2週間、毎日5分このロールプレイをやっておくだけで、セキュリティで止められたときの初動がぜんぜん変わりますよ。

「AIに話しかけるのが照れくさい」という方も多いですが、誰にも聞かれていない環境だからこそ思い切り練習できます。間違えても笑われないし、同じシーンを何度繰り返してもOK。「クリームは液体ですか?」という確認のやりとりを繰り返し練習しておくと、本番で口が自然に動くようになっていきます。
「なんて言われるか」を事前に体験しておける
セキュリティで固まってしまう理由のひとつが「何を言われるかわからない」という不安です。Speakで練習しておくと「係員はこういうことを言うんだ」という感覚が身につきます。「This is over 100ml.」「Please put your liquids in a bag.」「You can’t take this through.」——こういった言葉を事前に体験しておくだけで、本番での反応速度がまったく違います。

リアルタイムのフィードバック機能で、発音や文法の間違いもその場で修正してもらえます。たとえば「This cream is liquid?」と言ってしまったとき、正しくは「Is this cream considered a liquid?」と教えてくれる——こういう積み重ねが本番での自信につながります。「なんて言われるかわかっている」という安心感が、セキュリティでの落ち着きを生み出しますよ。

すぐフィードバックもらえたよ!

⑤まとめ:液体セキュリティは流れを知っておけば本番は動ける
液体ルールで止められるトラブルは「知らなかった」「うっかりだった」という場合がほとんどです。でも止められたとき英語でどう対応するかを事前に知っておくだけで、パニックにならずに動けます。背景を知り、英語のルール表現を読んで確認し、ロールプレイで体験しておく——この3ステップで、旅行前日までに十分準備できますよ。
背景を知る・英語で読む・ロールプレイで体験する
準備の流れを整理するとこうなります。①この記事で液体ルールの背景と対処法を「知る」。②ブリティッシュ・カウンシルで実際の空港案内板の英語を「読んで確認する」。③Speakのロールプレイで「実際に声を出して体験する」。この3ステップは順番通りに進めることで効果が出ます。「知っているだけ」では本番で言葉が出てきません。声を出す練習まで持っていくことで、初めて「使える英語」になります。
忙しい毎日でも、ブリティッシュ・カウンシルは通勤中にサッと読めて、Speakは寝る前の5分でできます。まとめて勉強しなくていい。細切れの時間を積み重ねるだけで、出発前日には「なんとかなりそう」という感覚が持てるようになりますよ。
ブリティッシュ・カウンシルで確認してSpeakで体験しておけば本番は動ける
セキュリティで固まってしまう恐怖の正体は「やったことがない」という経験不足です。ブリティッシュ・カウンシルで「こういう英語でルールが書かれているんだ」という感覚を作り、Speakで「自分の口から答えが出てくる」体験をしておく。
この2つがそろうだけで、本番での動き方がぜんぜん違ってきます。「Does this count as a liquid?」——この一言が自然に口から出てくるだけで、セキュリティのやりとりはスムーズに進みます。この記事がその準備のお役に立てたら嬉しいです。
- 100mlを超える液体を持っていた場合、必ず捨てなければなりませんか?
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必ずしも捨てなければならないわけではありません。フライトまで時間があれば、一度保安検査場を出て預け荷物に入れ直すという選択肢があります。「Can I put it in my checked bag?(預け荷物に入れられますか?)」と聞いてみましょう。ただし保安検査前に戻る時間が必要なため、搭乗時刻に余裕があるかどうかを確認してから判断してください。時間がない場合は残念ながら廃棄になることがほとんどです。
- 免税店で買ったお酒や化粧品は100mlを超えても持ち込めますか?
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保安検査通過後の免税店で購入したものは、専用の密封袋(セキュリティーバッグ)に入れてもらえば100mlを超えていても持ち込める場合が多いです。ただし乗り継ぎがある場合は乗り継ぎ先の空港のルールが適用されることもあるため、購入前に確認しておくと安心です。免税店スタッフに「Can I take this on board with a connection in ○○?(○○で乗り継ぎがありますが機内に持ち込めますか?)」と聞いてみましょう。
- ブリティッシュ・カウンシルのコンテンツは登録なしで使えますか?
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はい、登録不要・完全無料でブラウザからすぐ読めます。今回紹介した「An airport notice」はテキストと練習問題がセットになっているので、読んで内容を確認するだけでなく、問題を解いて理解度を確かめることもできます。まずテキストを読んでみて、「もっと実践的に話す練習がしたい」と思ったらSpeakに進む流れがおすすめですよ。










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