海外のレストランでウェイターに何か言われたけど、早口すぎて聞き取れなかった。「え、なんて言った?」と思いながらも英語でどう聞き返せばいいかわからなくて、とりあえずうなずいてしまった…そんな経験、一度くらいはありませんか?
実はこの「注文が聞き取れなかったときにどう動くか」が、海外レストランで日本人が最もよく困る場面のひとつなんです。でも安心してください。聞き返すフレーズはたった一言でいいし、知っておくだけで本番の焦りがずいぶん違います。

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レストランで注文を聞き取れない英語トラブルは?
海外のレストランで起きるトラブルといえば、料理が来ない、注文と違うものが出てきた、お会計が合わない…などいろいろありますよね。でも「聞き取れなかった」というのは、ある意味でいちばん地味で、いちばん頻繁に起きるトラブルです。大きな問題じゃないだけに「まあいいか」と流してしまいがちですが、ちゃんと対処できたほうが旅がずっと快適になりますよ。
「注文を聞き取れない」トラブル事例

よくあるのがこんな場面です。
カフェのカウンターでドリンクを注文したら、スタッフから「Regular or large?」と聞かれた。「レギュラー?ラージ?」と言葉はわかったけど、実際にどのくらいのサイズなのかピンとこない。でも聞き返す英語がわからないし、後ろに人も並んでいるし、なんとなく「Large, please.」と答えてしまった。出てきたのは思っていたより大きなカップで、飲みきれずに半分残してしまった…。
あるいは、席についてメニューを見ているときにウェイターが近づいてきて、何か言ってくれているんだけど、早口でよく聞き取れない。「Today’s special is…」くらいまでは聞こえたけど、そのあとが聞き取れなくて、愛想笑いでごまかしながら「I’ll have this one.」とメニューを指さして乗り切った、なんてことも。
こういう場面、ひとつひとつは小さなことですが、積み重なると「また失敗した」「やっぱり英語は無理」という気持ちになってしまいます。でも実際には、聞き返すための英語フレーズはとってもシンプルで、知っているかどうかだけの問題なんです。「聞き返してはいけない」なんてことは全くなくて、むしろネイティブスピーカーだって聞き返すことはよくあることです。
なぜこのトラブルが起きるのか
「聞き取れない」が起きやすい理由、実はいくつかパターンがあります。
- ウェイターが慣れた口調で早口になっている
- 「Regular or large?」など省略した短い質問が多い
- 店内が騒がしくて音自体が聞こえにくい
原因がわかると、少し気が楽になりませんか?自分の英語力だけの問題ではないんです。
ウェイターは「省略表現」を当たり前のように使う
英語圏のカフェやレストランのスタッフは、毎日何十人、何百人ものお客さんに同じ質問をしています。だから自然と言葉が短くなる。「Would you like a regular size or a large size?」と丁寧に言う代わりに、「Regular or large?」のひとことで済ませる。こちらが英語学習者でもお構いなしに、同じテンポで話しかけてくることがほとんどです。これは悪意があるわけではなく、単なる習慣なので、「わからなかったら聞き返していい」と最初から心構えをしておくのがいちばんです。
店内の騒音で音が聞こえないこともある
観光地の人気レストランや繁盛しているカフェは、BGMと周りの会話と食器の音が重なって、かなりうるさい環境になっていることがよくあります。ネイティブスピーカーでさえ聞き返すことがある、という状況です。「自分の英語力が低いから聞き取れないんだ」と落ち込む必要はまったくなくて、「環境が悪い中で頑張って聞いている」だけのことです。そういう場面では、堂々と聞き返すのが正解です。
「注文を聞き取れない」ときの英語対処法

いざというときのフレーズ、ここでしっかり覚えていきましょう。難しい表現はひとつも出てきません。「もう一度言って」「確認させて」という気持ちを、シンプルな英語で伝えるだけです。「自分から声をかけるとき」「確認・訂正するとき」この2パターンを押さえておけば、ほぼどんな場面でも対応できますよ。
こう言われる→こう答える① サイズや選択肢が聞き取れなかったとき
カフェで注文しようとしたら、こう聞かれました。
「Regular or large?」
(レギュラーとラージ、どちらになさいますか?)
こういう短い質問は聞き取れても、実際のサイズ感がわからなくて困ることがありますよね。そんなときはこう聞き返します。
「Sorry, could you say that again, please?」
(すみません、もう一度言っていただけますか?)
またはもう少し具体的に確認したいなら:
「How big is a large?」
(ラージはどのくらいの大きさですか?)
これに対してスタッフはこう答えてくれます。
「This is a large. This is a regular.」
(こちらがラージで、こちらがレギュラーです。)
実物を見せながら説明してくれることがほとんどです。視覚的に確認できるので、聞き取れなかったとしても焦らなくて大丈夫です。
そのあとはこう答えればOKです。
「I’ll have a large, then, please. Without ice.」
(では、ラージでお願いします。氷なしで。)
「Without ice.」のように、追加のリクエストをそのまま続けて言えるのもポイントです。聞き返したあとに追加で要望を伝えることは全く問題ありませんし、むしろスタッフにとっても「ちゃんと確認してくれてよかった」という感覚になるものです。
「Sorry?」だけでも聞き返せる、でも一言添えるともっと丁寧
「もう一度言って」と伝えるだけなら、「Sorry?」や「Excuse me?」と語尾を上げるだけでも通じます。でも「Sorry, could you say that again?」と続けると、「単に聞こえなかっただけで、失礼をしているわけではない」というニュアンスが伝わり、ぐっと丁寧な印象になります。忙しそうなスタッフに聞き返すとき、この一言があるだけでやり取りがスムーズになりますよ。
こう言われる→こう答える② 注文の内容がすれ違っていたとき
注文したつもりだったのに、違うものが出てきてしまった。そんなときに使えるフレーズです。British Councilの音声教材の中でも、まさにこのシーンが出てきます。
注文後にスタッフがドリンクを持ってきて、こう言います。
「Here you go.」
(はい、どうぞ。)
でも出てきたのは、自分が頼んだものと違う。そういうときはこう伝えます。
「Sorry, I wanted freshly squeezed orange juice.」
(すみません、生絞りのオレンジジュースをお願いしたんですが。)
これに対してスタッフはこう返します。
「I’m afraid we only have bottled juices.」
(申し訳ありませんが、ボトルジュースのみのご用意となっております。)
そこでこう続ければOKです。
「Oh, then I’ll have an apple juice instead, please.」
(では、アップルジュースに変えてください。)
このやり取り、全部で3〜4往復ですが、使っている英語はどれもシンプルです。「Sorry, I wanted〜」という表現は、クレームではなく「こうしたかった」という意図を柔らかく伝えられる便利な言い方です。
「I wanted〜」は柔らかく意図を伝えられる表現
「I want〜(〜が欲しい)」の過去形「I wanted〜」は、「〜のつもりだったんですが」というニュアンスを持ちます。現在形で「I want apple juice!」と言うと少し強く聞こえることがありますが、「Sorry, I wanted〜」と言うと、誤解を丁寧に解こうとしている印象になります。相手を責めずに自分の意図を伝えるこの表現、レストラン以外の場面でも役立ちますのでぜひ覚えておいてください。
メニューを指さすだけでも立派な対処法
「英語でうまく言えなかったら?」という不安、あると思います。そんなときの最終手段はメニューを指さすことです。
「I’ll have this one, please.」と言いながら指さす。
これだけで十分伝わります。恥ずかしいことでも何でもなく、世界中のレストランで毎日行われているコミュニケーションの方法です。言葉が出てこなかったときの「逃げ道」として、最初から頭に入れておくと気持ちが楽になりますよ。
また、ゆっくり話してほしいときはこの一言も使えます。
「Could you speak more slowly, please?」
(もう少しゆっくり話していただけますか?)
これを言ったからといって失礼にはなりません。むしろスタッフも「ああ、ゆっくり話せばよかった」と気づいて、丁寧に対応してくれることがほとんどです。知っておくだけで使える場面が広がるフレーズです。
- Sorry, could you say that again, please?(もう一度言ってもらえますか?)
- How big is a large?(ラージはどのくらいですか?)
- Sorry, I wanted〜.(〜のつもりだったんですが)
- Could you speak more slowly, please?(ゆっくり話していただけますか?)
- I’ll have this one, please.(これをください)+指さし
どれも短くてシンプル。声に出して3回繰り返すだけで、本番でもスッと出てくるようになりますよ。
「注文を聞き取れない」の英語が実際に聞けるコンテンツはここで無料で聴ける
フレーズを読んで覚えても、実際に耳で聞いたことがないと本番でパッと反応できません。頭でわかっていることと、耳が慣れていることはまったく別物です。だからこそ、本物の英語音声でリズムや言い方を体感しておくことがとても大切。今回は完全無料で使えるBritish Councilの公式コンテンツをご紹介します。登録もアプリのインストールも不要です。
【British Council / LearnEnglish】で注文シーンの英語を聞く手順

おすすめするのはBritish Council公式の無料英語学習サイト「LearnEnglish」の音声コンテンツ「Ordering in a café」です。下のリンクから無料でアクセスできます。
▶ Ordering in a café(LearnEnglish / British Council)
このコンテンツはA1レベル(英語初心者向け)のリスニング教材で、カフェで注文するシーンがリアルな会話形式で収録されています。今回の記事でご紹介したフレーズが実際の英語音声でそのまま聞けるのが大きなポイントです。
音声の中で実際に使われている表現はこちらです。
スタッフ:「Regular or large?」
(レギュラーとラージ、どちらになさいますか?)
お客さん:「How big is a large?」
(ラージはどのくらいの大きさですか?)
さらに注文のすれ違いが起きて、こう続きます。
お客さん:「Sorry, I wanted freshly squeezed orange juice.」
(すみません、生絞りのジュースをお願いしたんですが。)
スタッフ:「I’m afraid we only have bottled juices.」
(申し訳ありませんが、ボトルジュースのみのご用意となっております。)
お客さん:「Oh, then I’ll have an apple juice instead, please.」
(では、アップルジュースに変えてください。)
この会話がネイティブのナチュラルなスピードで聞けます。テキストで読むのと、実際に耳で聞くのとでは印象がかなり違いますよ。
ページにアクセスしたら、こんな手順で使ってみてください。
- 上のリンクをタップしてLearnEnglishのページを開く
- ページ内のTranscript(トランスクリプト)で文字を確認する
- 音声を再生して全体の流れをつかむ
- もう一度聞いて、聞き取れる部分を増やしていく
- 気になったフレーズを止めて声に出して真似してみる
「文字で確認→耳で聞く→声に出す」この3ステップが、リスニングとスピーキングを同時に鍛える効率のいい使い方です。
トランスクリプトとPDFワークシートも無料でダウンロードできる
British CouncilのLearnEnglishページには、音声だけでなくトランスクリプト(スクリプト全文)とワークシートのPDFが無料でダウンロードできます。音声を聞きながら文字で確認できるので、「どこが聞き取れなかったか」を自分でチェックしやすいのが便利なポイントです。しかも全て無料、会員登録なしで使えます。旅行前に一度じっくり取り組んでおくだけでも、本番の対応力がかなり上がりますよ。
SpeakのAIロールプレイで「注文を聞き取れない」を英語練習する
British Councilの音声で耳を慣らしたら、次は自分の口で英語を使う練習です。「練習相手がいない」「スクールに通う時間もない」という方にぴったりなのが、AIと英語会話ができるアプリ「Speak」です。レストランや日常のリアルなシーンに沿ってAIが話しかけてくれるので、まるで本物の場面のように練習できます。


実際の「注文を聞き取れない」のやり取りをそのままロールプレイできる
Speakには、カフェやレストランなど海外で遭遇しやすいシチュエーションを想定したロールプレイ機能があります。AIがスタッフ役になって「Regular or large?」などと話しかけてきて、それに対して自分が英語で答えるという練習形式です。
たとえば今回のシーン、「注文のやり取りで聞き取れない」という場面をロールプレイすると、こんな流れになります。
AIが「What size would you like?」と聞いてくる。自分が「Sorry, could you say that again?」と答えると、AIがもう一度説明してくれる。そこで「I’ll have a large, please.」と答えて注文が完成する、というやり取りを繰り返せます。

毎回まったく同じ流れではなく、AIが文脈に応じて返答を変えてくれるので、「決まったセリフを覚えるだけ」にならないのがポイントです。本番でもどんな言い方をされても対応できる柔軟さが身につきます。
また、自分の発音が伝わらなかったときにAIが「Sorry?」と聞き返してくることもあって、「自分の発音で通じるかどうか」のテストにもなります。これが地味にすごく大事で、本番で聞き返されたときにパニックにならずに済むようになります。
何度でも同じシーンを繰り返せるのがAI練習の強み
人間の先生やネイティブの会話パートナーとの練習では、「同じフレーズを何度も練習するのは申し訳ない」と感じることがありますよね。でもAI相手ならその心配はゼロです。「Sorry, could you say that again?」がスムーズに言えるようになるまで、同じ場面を何度でも繰り返せます。自分のペースで、自分が納得するまで練習できる点が、AI英会話ならではの強みです。旅行前の集中練習にも、日常の少しずつの積み上げにも使いやすいツールです。
「なんて言われるか」を事前に体験しておける
英語でのやり取りが怖いと感じる理由のひとつは、「次に何を言われるかわからない」という不安ではないでしょうか。Speakのロールプレイを繰り返すことで、この不安が少しずつ解消されていきます。
たとえば、「Regular or large?」と聞かれたときに「How big is a large?」と聞き返したら、スタッフがどう答えてくるか。「I’m afraid we only have bottled juices.」と言われたとき、自分はどう続ければいいか。こういった「会話の型」が体に入ってくると、本番でも「あ、このパターンだ」とわかって、ずっと落ち着いて動けるようになります。

Speakで繰り返し練習しておくと、「聞き取れなかったとき」「注文がすれ違ったとき」どちらのパターンでも、慌てずに対応できるようになります。練習した分だけ、本番での自信につながりますよ。
旅行の1週間前から始めるだけでも十分効果がある
毎日コツコツ継続するのが理想ではありますが、旅行の1週間前からSpeakでカフェ・レストランシーンのロールプレイを集中的にやるだけでも、本番の反応が変わります。毎日10〜15分、シチュエーションを絞って繰り返すだけで、「Sorry, could you say that again?」「I’ll have this one, please.」が自然に口から出てくるようになります。旅先で実際に英語が通じたときの達成感は格別で、「もっと練習しておけばよかった」ではなく「やっておいてよかった」と思える体験になりますよ。
まとめ:「注文を聞き取れない」は英語の流れを知っておけば本番は動ける
レストランで注文を聞き取れないのは、英語力の問題だけではありません。早口・省略表現・騒音など、環境的な要因も大きいです。大切なのは「聞き返してもいい」と知っておくこと、そして「Sorry, could you say that again?」という一言を口に出せるようにしておくことです。知識と練習、この2つが揃えば本番でも必ず動けます。
背景を知る・音声で慣れる・ロールプレイで体験する
この記事でご紹介した学習の流れは「なぜ聞き取れないのかを理解する」「British Councilの音声でリアルな英語に耳を慣らす」「SpeakのAIロールプレイで実際に話す練習をする」という3ステップです。どれかひとつだけでも効果はありますが、3つ組み合わせることで本番での対応力がぐっと上がります。「知っている」「聞いたことがある」「実際に口から出た」この順番で積み上げていくのが、いちばん確実な英語習得の道です。
British Councilで耳を慣らしてSpeakで体験しておけば本番は動ける
British CouncilのLearnEnglishでリアルな会話音声を聞いて耳を慣らし、SpeakのAIロールプレイで実際に口から出す練習をする。この組み合わせは、コストをほとんどかけずに本格的な英会話練習ができる、今の時代ならではの方法です。どちらも気軽に始められますので、次の旅行の計画と並行して、少しずつ取り組んでみてください。「英語で聞き返せた」「ちゃんと注文できた」という経験が積み重なると、旅がどんどん楽しくなっていきますよ。
- レストランで英語が聞き取れなかったとき、どう聞き返せばいいですか?
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「Sorry, could you say that again, please?」(すみません、もう一度言っていただけますか?)が最もよく使われる丁寧な聞き返しフレーズです。もっと短くするなら「Sorry?」と語尾を上げるだけでも通じます。ゆっくり話してほしいときは「Could you speak more slowly, please?」を使いましょう。どれも失礼な表現ではないので、遠慮なく使ってください。
- 注文がすれ違ってしまったとき、英語でどう訂正すればいいですか?
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「Sorry, I wanted〜.」(〜のつもりだったんですが)という表現が使いやすいです。たとえば「Sorry, I wanted freshly squeezed orange juice.」のように、自分が何を頼もうとしていたかを伝えましょう。「I wanted〜」は過去形にすることで「そのつもりだったんですが」というニュアンスが出て、相手を責めずに柔らかく訂正できます。
- レストランの注文英語を無料で練習できる方法はありますか?
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はい、あります。British Council公式サイトのLearnEnglish(https://learnenglish.britishcouncil.org/free-resources/listening/a1/ordering-cafe)に、カフェで注文するリアルな会話音声が無料で公開されています。登録不要で聞けて、トランスクリプトとPDFワークシートもダウンロードできます。さらにAI英会話アプリ「Speak」を使えば、AIとのロールプレイで実際に話す練習もできます。










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