レストランで辛いものが出てきたときの英語対処法

「mildって書いてあったのに全然辛い!」——海外のレストランでこんな経験はありませんか?辛さの基準は国や文化によってまったく違うため、メニューに「mild」と書いてあっても日本人にとっては十分に辛いことがあります。

でも英語で「辛すぎます」「もう少し辛くないものはありますか?」が言えるだけで、その後がぜんぜん変わります。この記事では、辛い料理のトラブル背景から「こう言われたらこう答える」実践的な対処法まで解説します。

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目次
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①辛い料理のトラブル——レストランでこんなことが起きている

「辛くないと思って頼んだら全然辛かった」——このトラブルは、特にタイ料理・インド料理・メキシコ料理・韓国料理など、スパイスを多用する国の料理を海外で食べるときに起きやすいです。辛さの感覚は文化によってまったく異なるため、「mild」という表示が日本人の感覚と合わないことがよくあります。

mildと書いてあったタイ料理が激辛で食べられなかったトラブル事例

実際にこんな体験があります。タイ料理レストランでメニューに「mild(辛くない)」と表示されていたグリーンカレーを注文したところ、日本人の感覚ではかなり辛くて食べられなかったという体験です。「mildって書いてあったのに……」と思いながらも、英語でどう伝えればいいかわからず、そのまま少しだけ食べて残してしまいました。

「Excuse me, this is too spicy for me.(すみません、辛すぎて食べられません)」この一言が言えれば、ウェイターがすぐ対応してくれたはずです。別の料理を提案してもらえたり、辛さを抑えた別盛りのソースを持ってきてもらえたりすることがあります。言えなかったばかりに、料金は払ったのに食べられなかったという後悔が残るのは本当にもったいないですよね。

このトラブルの原因は2つです。「注文前に辛さを確認しなかった」ことと「辛すぎたときにどう言えばいいかわからなかった」こと。どちらも英語で一言言えれば防げます。辛い料理が苦手な方は特に、この記事の対処法を旅行前に練習しておくと安心ですよ。

なぜ「mild」なのに辛く感じるのか

「mild」「medium」「hot」という辛さの表示は、あくまでその国の基準に基づいています。タイ料理・インド料理・メキシコ料理などで「mild」と表示されていても、日本人にとっては辛く感じることがほとんどです。

辛さの基準が違いやすい料理の国
  • タイ料理:mildでも日本人にとってはかなり辛いことが多い
  • インド料理:スパイスの種類が多く、辛さ以外の刺激も強い
  • メキシコ料理:チリ系スパイスが多用され、辛さの質が日本と異なる

タイ・インド・メキシコ——これらの国の料理は特に辛さの基準が日本と異なります。「mild」という表示を信じ込まず、注文前に「Is this spicy?」と確認する習慣が一番の防止策です。

「not spicy at all」という表現を覚えておく

「辛くないもの」を注文したいとき、「not spicy(辛くない)」という表現だけでは不十分なことがあります。より確実に伝えるには「not spicy at all(まったく辛くない)」という強調表現を使いましょう。「Could you recommend something not spicy at all?(まったく辛くないものをおすすめしてもらえますか?)」と聞けば、ウェイターが辛さゼロのメニューを案内してくれます。辛いものが苦手な方は、この表現を旅行前にひとつ覚えておくだけで食事が格段に楽しくなりますよ。

「Can you make it less spicy?」で辛さを調整できることがある

料理によっては、注文時に「辛さ控えめで作ってもらう」ことができます。「Can you make it less spicy?(辛さを控えめにしてもらえますか?)」または「Can you make it mild for me?(マイルドにしてもらえますか?)」と頼むだけで、スパイスを減らして調理してくれることがあります。特にタイ料理やインド料理は「No chili, please.(チリなしでお願いします)」と伝えることで、かなり辛さを抑えてもらえますよ。

②辛い料理が出てきたときの英語対処法

辛い料理が出てきたとき、「辛すぎる」と伝えることは決してクレームではありません。ウェイターも旅行者が辛さに慣れていないことはよく知っています。穏やかに、でもはっきりと伝えれば、ほとんどの場合すぐに対応してもらえます。一言言えるかどうかが、旅の食事を楽しめるかどうかの分かれ目ですよ。

「Here’s your Thai chicken. Enjoy!」と言われたら

料理が運ばれてきて食べたら辛すぎた、そのときはすぐウェイターを呼んで伝えましょう。

「Here’s your Thai chicken. Enjoy!」(タイ風チキンです。お楽しみください)

食べてみて辛すぎた場合はこう伝えます。

「Excuse me, this is too spicy for me. Could you bring me something milder?」(すみません、辛すぎて食べられません。もう少し辛くないものを持ってきてもらえますか?)

「too spicy for me(私には辛すぎる)」という一言が特に大切です。「辛すぎる」という事実に「for me(私には)」を添えることで、料理が悪いのではなく「自分の好みに合わない」というニュアンスになります。料理を否定せずに状況を伝えられるので、ウェイターも受け入れやすい表現ですよ。

他にも使えるのがこんな表現です。

「I’m sorry, but this is too hot for me to eat.」(すみません、辛くて食べられません)

「Could you bring me something without chili?」(チリが入っていないものを持ってきてもらえますか?)

「Is there a milder version of this dish?」(この料理のマイルドバージョンはありますか?)

「Is there a milder version?(マイルドバージョンはありますか?)」は特に使いやすい一言です。同じ料理で辛さを抑えたものがある場合、ウェイターがすぐに案内してくれます。

「I’m sorry, our dishes are quite spicy. Would you like to try something else?」と言われたら

代わりの料理を提案されたとき、どう返せばいいかを知っておきましょう。

「I’m sorry, our Thai dishes are quite spicy. Would you like to try something else?」(申し訳ありません、タイ料理はかなり辛めです。別の料理にしてみますか?)

このとき使える返し方はこれです。

「Yes, please. Could you recommend something mild that’s not spicy at all?」(はい、お願いします。まったく辛くないマイルドなものをおすすめしてもらえますか?)

「What do you recommend for someone who can’t handle spicy food?」(辛いものが苦手な人に何をおすすめしますか?)

「Is the chicken dish mild?」(チキン料理は辛くないですか?)

「What do you recommend for someone who can’t handle spicy food?(辛いものが苦手な人へのおすすめは?)」は特に便利です。自分の好みを説明しながらおすすめを聞けるので、次に注文する料理が外れにくくなります。ウェイターも「ああ、辛いものは苦手なんだ」とすぐ理解してくれますよ。

注文前に辛さを確認する対処

辛い料理が来てしまってから対処するより、注文前に確認する方がずっとストレスが少ないです。「これは辛いですか?」と一言聞くだけで、辛い料理を頼むトラブルをそもそも防げます。辛いものが苦手な方は、注文前の一言確認を習慣にしておきましょう。

「Is this dish spicy?」(この料理は辛いですか?)

「How spicy is this on a scale of one to ten?」(この料理の辛さは10段階でいくつくらいですか?)

「I can’t eat spicy food. Which dish do you recommend?」(辛いものが食べられません。どの料理がおすすめですか?)

「How spicy is this on a scale of one to ten?(10段階でいくつくらい?)」は辛さのレベルが数字でわかるので、判断しやすいです。「3くらい」と言われれば試せますし、「8くらい」と言われれば別の料理にする判断ができます。辛さの感覚は言葉より数字の方が伝わりやすいので、ぜひ使ってみてくださいね。

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③辛い料理シーンの英語が実際に聞けるコンテンツはここで無料で聴ける

「こう言えばいい」と頭でわかっていても、実際のレストランでのやりとりを一度も聞いたことがないと本番で言葉が出てきません。ウェイターと料理について話しながら注文する場面を耳で体験しておくだけで、辛い料理が来たときの対応がぐっとスムーズになります。登録不要・完全無料で聴けるコンテンツを紹介します。

ブリティッシュ・カウンシルで料理注文シーンの英語を聞く手順

ブリティッシュ・カウンシルは英国政府系の公的な英語学習機関が運営する無料サイトです。「Eating out」というページに、レストランでウェイターと注文するやりとりが音声で収録されています。

「I’m not sure. I don’t know whether to have the steak or Thai chicken.(ステーキにしようかタイ風チキンにしようか迷っています)」「I’d like the Thai chicken and rice please.(タイ風チキンライスをください)」という料理を選ぶ場面がそのまま聞けるので、辛い料理を注文するときの流れを耳で体験できます。手順はこちらです。

少し下の方にあるよ!

ブリティッシュ・カウンシルの使い方
  • ①ページを開く → British Council「Eating out」
  • ②スクリプトを見ながら音声を1回通して聞く
  • ③「Thai chicken(タイ風チキン)」を選んで注文するやりとりを確認する
  • ④スクリプトを閉じてもう1回聞き、どこまで聞き取れるか試す

このコンテンツはA2レベルで、ゆっくりめのナチュラルスピードなので聞き取りやすいです。ウェイターと料理について話しながら注文する一連の流れが体験できるので、「辛い料理を頼んでしまったときにどう切り出すか」のイメージトレーニングにもなります。スクリプトも確認できるので、聞き取れなかった部分を文字で補いながら学習できますよ。

④SpeakのAIロールプレイで辛い料理シーンを英語練習する

音声で耳を慣らしたら、次は「実際に声に出す」練習が必要です。「Excuse me, this is too spicy for me.」「Could you recommend something not spicy at all?」——こういった一言が咄嗟に口から出てくるかどうかが勝負です。AIと英語で会話練習できるアプリ「Speak」を使えば、辛い料理が来たシーンをそのまま再現した練習が、自宅で一人でいつでもできます。

このシチュエーション練習は、AI英会話アプリ「speak」を使用しているよ!

とりあえずアプリを見てみたい人はここから見てみてね!

このシーンの練習フリートークの設定はこんな感じにしているよ!

実際の辛い料理シーンのやり取りをそのままロールプレイできる

Speakの「ロールプレイ」機能では、レストランでの辛い料理トラブルなどのシチュエーションを設定してAIと会話練習ができます。「Here’s your order. Enjoy!」と言われる場面から始まり、「Excuse me, this is too spicy.」「Would you like something else?」「What do you recommend that’s not spicy?」と続く一連のやりとりを、実際に声に出して練習できます。

辛さ控えめ料理を出してもらたいシーンを再現!

テキストを打つだけの練習と違い、マイクに向かって「This is too spicy for me. Could you bring me something milder?」と声に出すことで、本番のときに「あ、これやったことある」という感覚が生まれます。旅行前の1〜2週間、毎日5分このロールプレイをやっておくだけで、辛い料理が来たときの初動がぜんぜん変わりますよ。

「AIに話しかけるのが照れくさい」という方も多いですが、誰にも聞かれていない環境だからこそ思い切り練習できます。「注文前に辛さを確認する場面」「辛すぎると伝える場面」「別の料理をおすすめしてもらう場面」——こういった場面を繰り返し練習しておくと、本番でも慌てずに対応できますよ。

「なんて言われるか」を事前に体験しておける

レストランで固まってしまう理由のひとつが「ウェイターが何を言うかわからない」という不安です。Speakで練習しておくと「ウェイターはこういうことを言うんだ」という感覚が身につきます。「Our dishes are quite spicy.」「Would you like to try something else?」「This one is mild.」「Shall I ask the kitchen to reduce the spice?」——こういった言葉を事前に体験しておくだけで、本番での反応速度がまったく違います。

リアルタイムのフィードバック機能で、発音や文法の間違いもその場で修正してもらえます。たとえば「This is too much spicy.」と言ってしまったとき、正しくは「This is too spicy.」と教えてくれる——こういう積み重ねが本番での自信につながります。「なんて言われるかわかっている」という安心感が、レストランでの落ち着きを生み出しますよ。

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⑤まとめ:辛い料理シーンは流れを知っておけば本番は動ける

「Excuse me, this is too spicy for me. Could you bring me something milder?」この一言が言えれば、辛い料理のトラブルはほぼ解決できます。注文前に「Is this dish spicy?」と確認する習慣と組み合わせれば、辛い料理に苦しむことはぐっと減ります。背景を知り、音声でやりとりを体験し、Speakで声を出す練習をしておけば、本番でも体が動きますよ。

背景を知る・音声で慣れる・ロールプレイで体験する

準備の流れを整理するとこうなります。①この記事で辛い料理トラブルの背景と対処法を「知る」。②ブリティッシュ・カウンシルでレストランのやりとりを「音声で慣れる」。③Speakのロールプレイで「実際に声を出して体験する」。この3ステップは順番通りに進めることで効果が出ます。「知っているだけ」では本番で言葉が出てきません。声を出す練習まで持っていくことで、初めて「使える英語」になります。

忙しい毎日でも、ブリティッシュ・カウンシルは通勤中に聞けて、Speakは寝る前の5分でできます。まとめて1時間勉強しなくていい。細切れの時間を積み重ねるだけで、出発前日には「なんとかなりそう」という感覚が持てるようになりますよ。

ブリティッシュ・カウンシルで耳を慣らしてSpeakで体験しておけば本番は動ける

辛い料理が来て固まってしまう恐怖の正体は「やったことがない」という経験不足です。ブリティッシュ・カウンシルで「こういうやりとりをするんだ」という耳の感覚を作り、Speakで「自分の口から言葉が出てくる」体験をしておく。この2つがそろうだけで、本番での動き方がぜんぜん違ってきます。「This is too spicy for me. Could you bring me something milder?」——この一言が自然に口から出てくるだけで、辛い料理のトラブルも落ち着いて対応できます。この記事がその準備のお役に立てたら嬉しいです。

辛い料理が出てきた場合、食べなくても料金を払う必要がありますか?

注文前に辛さを確認しなかった場合、基本的に料金を払う必要があります。ただし「辛すぎて食べられない」と伝えて別の料理に変えてもらった場合、辛い料理の料金がキャンセルされることもあります。「Excuse me, this is too spicy. Could you change it for something else?(辛すぎます。別のものに変えてもらえますか?)」と伝えてみましょう。対応はレストランによって異なりますが、丁寧に伝えれば対応してもらえることが多いですよ。

「spicy」と「hot」はどう違いますか?

レストランで使われる「spicy」はスパイスによる辛さ全般を指します。「hot」も同じ意味で使われることが多いですが、「hot」は温度の「熱い」という意味にもなるので、文脈で判断が必要です。料理の辛さを伝えたい場合は「This is too spicy for me.」が最も明確です。「I don’t like spicy food.(辛い料理は苦手です)」という表現も旅行前に覚えておくと便利ですよ。

ブリティッシュ・カウンシルの「Eating out」は無料で聴けますか?

はい、登録不要・完全無料でブラウザからすぐ聴けます。スクリプトも確認できるので、聞き取れなかった部分を文字で補いながら学習できます。A2レベルのゆっくりめのスピードなので、英語が苦手な方でも聞き取りやすいです。まず音声を聴いてみて「もっと実践的に話す練習がしたい」と思ったらSpeakに進む流れがおすすめですよ。

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