TEDICTで始めるシャドーイング学習法

英語の勉強って、なかなか続かない…そんなあなたにおすすめなのが「TEDICT」です。TEDのスピーチを使って、リスニングもスピーキングも同時に鍛えられるアプリ。今回は、シャドーイングとの組み合わせで効果的な使い方をわかりやすくご紹介します。

目次

TEDICTとは?TED動画で英語力を鍛えるアプリ

TEDICT(テディクト)は、世界中のプレゼンテーションが集まるTEDのスピーチを使って、英語のリスニング力やスピーキング力を楽しく鍛えられるアプリです。特に、シャドーイングとの相性が抜群で、「聞く→話す→理解する」の繰り返しが自然にできる設計になっているんです。

項目内容
アプリ名TEDICT
対象レベル中級〜上級
目的リスニング力の強化、シャドーイングやディクテーションによる発音・語彙力の向上
料金iOS版:800円(買い切り)
Android版:無料版あり/有料版 約300円(広告削除)
※無料版 TEDICT LIFE がありますが、スクリプトなど最後まで見れない仕様になっています。
対応機種iOS、Android
特徴
  • TEDトークを使って英語字幕をディクテーション形式で学べる
  • シャドーイング・リピーティングに最適な再生コントロール機能
  • 自分で字幕編集や保存が可能
  • 音声認識機能は非搭載
おすすめ度★★★★☆(中級者以上向け/使い方次第で効果大)
備考一部機能は英語学習初心者には難易度が高いため、他の補助アプリと併用推奨

TEDICTの特徴と基本的な使い方

TEDICTは、英語学習に必要な「聞く」「書く」「話す」を1つのアプリで完結できるところが魅力。TEDの動画にスクリプトがついていて、それを穴埋め形式でタイピングしたり、何度も聞き直してリピートしたりと、多彩な方法で学習ができます。

ディクテーション機能でリスニング力を強化

一語一句、音声を聞いて入力する「ディクテーション」機能は、聞き流しでは鍛えにくい“細かな聞き取り”にピッタリ。単語のスペルミスを防げるだけじゃなく、文法や語順のクセにも気づけるんですよ。

スクリプトを見ないででディクテーション(文字起こし)すると自分の実力がわかります!

STEP
まず聞いてみる場面を見ながら聞いてみます
STEP
スクリプトを見てみます!
STEP
もう一度隠して聞いてみます

リピート再生でシャドーイング練習を効率化

TEDICTでは、同じフレーズを何度も繰り返し再生できるので、シャドーイング練習にも最適。自分の発音とネイティブの発音を交互に聞きながら、どこが違うかを耳で比べられるのがポイントです。

1つの動画に対しての、シーンをすぐに追えるようにブロック分けしてくれています!リピート機能と合わせてとても使いやすいです!

TEDICTの料金プランと無料版との違い

まずは無料で試せるTEDICTですが、さらに学習効果を高めたい方には有料版もおすすめです。違いがわかりにくいという声もあるので、ここでは分かりやすく比較してみますね。

有料版のメリットとコストパフォーマンス

有料版では、すべてのTED動画が開放され、広告も非表示に。学習履歴の保存や連続再生などの便利な機能も追加されます。月額数百円で、これだけの内容ならコスパはかなり良い印象です。

また無料版のTEDICT LIFEではスクリプトの一部しか開放されません。
無料版では「ALL SCRIPT」が表示されて、それ以上のスクリプトは見ることができない様になっています。

スクリプトを全て見ることができないのは非常に辛い・・・・・
買い切り800円なら是非買うべきだと思います。

無料版で試せる機能と制限事項

無料版でも、基本的なディクテーションやシャドーイング練習はしっかりできます。ただし、一部の人気TEDスピーチが見られなかったり、広告表示が少し気になるかもしれません。

広告についても、いきなり広告が始まるので、勉強にかなりストレスです。
1回広告が始まると30秒~1分ぐらいは広告時間になるので、貴重な勉強時間を奪われてしまいます・・・

シャドーイングとは?効果的な学習法を解説

英語の音をそのまま真似して口に出す「シャドーイング」。一見シンプルですが、実はものすごく効果的なトレーニング方法なんです。耳と口、そして脳をフルに使うからこそ、英語が“使える言葉”として定着していきます。

「シャドーイングって難しそう…」と思っていませんか?でも、大丈夫。コツをつかめば、リスニングとスピーキングの力がグンと上がる学習法なんです。ここでは、初心者さんでも安心して始められるシャドーイングの手順と、続けるコツを丁寧にご紹介しますね。

ステップ①:音声を選ぶ

まずは自分のレベルに合った音声を選びましょう。TEDICTのような字幕付き動画があるアプリがおすすめです。1分〜2分くらいの短いスピーチや会話文からスタートすると、無理なく取り組めますよ。

ステップ②:内容を理解する

いきなりマネするのではなく、最初はスクリプト(文字)を見ながら意味を確認しましょう。知らない単語や表現をチェックして、自分なりに「こういうことを言ってるのかな?」とイメージできるようにします。

ステップ③:音声を聞きながら発音する

内容がわかったら、いよいよシャドーイング開始です!音声の1~2語後を追いかけるように、声に出して発音していきます。最初は少し遅れても大丈夫。自分の口が英語に慣れるのを感じましょう。

ステップ④:何度も繰り返す

1回で完璧を目指す必要はありません。同じ音声を何度も繰り返し練習することで、自然とスピードにも慣れてきますし、発音もクリアになります。シャドーイングは「反復」がカギですよ♪

ステップ⑤:録音して自分の声をチェック

スマホの録音機能を使って、自分のシャドーイングを録音してみましょう。あとで聞き返すと、「あれ?ここ発音違ってるかも」などの気づきがたくさん。客観的に自分の英語を聞くのって、とっても大事なんです。

効果を高めるポイント

英語のシャドーイングは、慣れるまでは少し大変かもしれませんが、続けていくうちに「聞ける・話せる」がどんどん実感できます。まずは1日5分から、気軽に始めてみてくださいね♪

TEDICTを使って勉強した日が残るのでモチベーションアップになります!

TEDICTと他の学習アプリとの比較

英語のシャドーイングができるアプリって、実はたくさんあるんです。でも、自分に合うものを選ばないと続かない…。ここでは、TEDICTと相性の良いアプリや、他の人気シャドーイングアプリとの違いをわかりやすくご紹介します。

シャドテンの特徴とTEDICTとの違い

「シャドテン」は、音声トレーニングに特化した学習サービスで、AIではなく人の指導者が発音やスクリプトのチェックをしてくれます。TEDICTがセルフ学習向けなのに対し、シャドテンは「添削付きレッスン」のようなイメージです。

シャドテン高い・・・・・!!!

TEDICTで慣れてからシャドテンで“仕上げ”って使い方もアリですが、シャドテンはステップアップの為に使ってもいいかも

項目TEDICTシャドテン
学習形式ディクテーション+シャドーイング(自習型)専属コーチによるシャドーイング添削(伴走型)
対象レベル中級〜上級向け初級〜上級まで対応
教材内容TEDスピーチ(無料で質が高い)ビジネス英語中心、目的に応じた選定教材
料金買い切り:約800円(iOS)/無料・広告有り(Android)月額約21,780円(税込)※2025年時点
学習サポートなし(自力で学習を進める)毎日添削+週1フィードバック(音声+コメント)
発音フィードバックなし(録音して自己確認)プロによる発音・抑揚・間の細かい指導あり
モチベーション維持自己管理が必要コーチによる声かけや進捗管理がある
おすすめ度★★★★☆(コスパ重視・自走できる人向け)★★★★★(本気で話せるようになりたい人向け)
その他の特徴字幕編集・スロー再生・単語帳機能あり録音提出で改善を実感しやすい/LINE相談も可

両アプリを使った効果的な学習スケジュール

例えば、平日はTEDICTでコツコツ自主トレ、週末にシャドテンでフィードバックを受ける、という形なら、無理なく続けやすいです。毎日「15分だけ」と決めておくと習慣にもなりますよ。

おすすめスケジュール例
  • 月〜金:TEDICTで1日15分シャドーイング
  • 土:シャドテンで1回分の添削レッスン
  • 日:録音を聞き返して発音チェック

週末の復習がポイントになる理由

忙しい平日に詰め込みすぎると、疲れて挫折しがち。でも週末に「自分の発音を聞き返す時間」をつくることで、成長の実感がわいてモチベーションも上がるんです。録音機能は、ぜひフル活用してみてくださいね。

他のおすすめシャドーイングアプリ紹介

シャドーイングってTEDICTやシャドテンだけじゃないんです。最近は、初心者さんにもやさしくて、ゲーム感覚で楽しく続けられるアプリも増えてきましたよ♪「発音も見てほしい」「毎日ちょっとずつ練習したい」など、目的や生活スタイルに合わせて選べるのが魅力なんです。ここでは、実際に使ってみて良かった&評判の高いシャドーイング対応アプリを、目的別にご紹介していきますね!

MediaDictやHiNative Trekの活用法

「MediaDict」はYouTube動画を使って字幕付きシャドーイングができるアプリ。TEDICTと違い、動画のジャンルが幅広く、ドラマやニュースも選べるのが特徴です。「HiNative Trek」はネイティブ講師とのやり取りが中心で、少し本格派向けですね。

MediaDictは、映画とかバラエティで学べるから、息抜き感覚で続けられるよ。

HiNative Trekはアウトプット重視だから、書いて・話して・フィードバックもらいたい人向けですね。

各アプリの特徴と選び方のポイント

「気軽に続けたい」ならTEDICTやMediaDict、「しっかり指導を受けたい」ならシャドテンやHiNative Trek、といった使い分けがおすすめです。まずは無料で試せるものからスタートして、自分に合ったスタイルを見つけてみましょう。

項目MediaDictHiNative Trek
学習形式ディクテーション+リスニング中心シャドーイング+英作文+音声添削
対象レベル初級〜中級中級〜上級(ビジネス英語)
教材内容映画・TEDスピーチなどのリアル音声IT・ビジネス英語に特化した日課形式
料金無料(広告あり)/一部有料月額19,800円(税込)※変更の可能性あり
発音・音声機能再生速度調整・巻き戻し機能あり音読提出+ネイティブによる発音添削あり
学習サポート自習型、進捗管理なし毎日課題提出+個別フィードバックあり
おすすめ度★★★★☆(無料で気軽に始めたい人に)★★★★★(本気でビジネス英語を磨きたい人に)
その他の特徴字幕チェック・タイピングでリスニング強化LINE感覚で学習が進み、継続しやすい

TEDICTを使った学習のコツと注意点

せっかく始めた英語学習、どうせなら効果的に、そして気持ちよく続けたいですよね。TEDICTは優秀なツールですが、ちょっとしたコツを押さえるだけで「続けやすさ」や「伸びやすさ」がグンと変わってくるんです。ここでは、習慣化のヒントやテクニックをご紹介します。

継続的な学習を支える習慣化の方法が学習のポイントです!

スキマ時間を活用した学習スケジュール

毎日しっかり時間を取るのって、忙しいと難しいですよね。だからこそ、通勤の電車内や夕飯の支度の合間など、ちょっとした「スキマ時間」にTEDICTを取り入れるのがおすすめです。耳だけでもOKなので、意外と続けやすいんですよ。

モチベーションを維持するための工夫

続けるコツは「成果を感じること」。録音機能を使って、ちょっとずつでも上達してる自分を実感できると、モチベーションが自然と保てます。「1週間で〇本やる!」と小さなゴールを決めておくのもおすすめです。

続けるコツ
  • 録音して“聞き比べ”で成長を確認
  • 1週間単位の小さな目標を設定
  • 「朝の10分」など時間を固定して習慣化

学習効果を高めるための追加テクニック

TEDICTを毎日使っていても、「なんだか伸び悩んでるかも…」と感じることってありませんか?そんなときこそ、ちょっとした学習テクニックの出番。今回は、シャドーイングの効果をさらに引き出す「+αの工夫」をご紹介します。

オーバーラッピングやリピーティングの活用

TEDICTは「聞く」だけでなく「話す」練習にもバッチリ。シャドーイングに慣れてきたら、音声と同時に話す「オーバーラッピング」、一度止めてから自分で再現する「リピーティング」などを組み合わせると、発音と記憶にしっかり定着します。

自作単語帳で語彙力を強化する方法

TEDスピーチには、日常ではあまり見かけない表現もたくさん出てきます。気になった単語やフレーズは、メモアプリなどで「自分だけの単語帳」にしておくと復習に便利です。自分の興味に沿った内容だから、記憶にも残りやすいですよ。

「この単語、どっかで聞いたな~」って時、メモが役立つ!

オリジナル単語帳は、自分の“ことばの財産”になりますね♪

まとめ|TEDICTはシャドーイング学習の強い味方

英語学習って、続けるのがいちばん難しい。でもTEDICTなら、自分のペースで、しかも楽しく続けられる工夫がたくさん詰まっています。まずは気になったスピーチからシャドーイングを始めてみて、少しずつ「聞けた!話せた!」を増やしていきましょう。

最初は1日5分からでもOK。英語がちょっとだけ楽しくなるよ!

一歩ずつ、一緒に進んでいきましょうね♪

TEDICTは初心者にも使えますか?

はい、大丈夫です。字幕・スクリプトがついているので、初級レベルの方でも安心してシャドーイング練習ができます。

無料版でも十分に学習できますか?

基本的な機能は無料でも使えます。ただし、広告や利用できるTED動画に制限があるため、物足りなく感じたら有料版がおすすめです。

他のアプリと併用するべきですか?

併用は効果的です。例えばTEDICTで日々のトレーニング、シャドテンで添削やアドバイスを受けるなど、目的に応じた使い分けがおすすめです。

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